【小说+歌词】Wheel of Green 手抄录入、翻译【译完,撒花】
没想到打日文字这么累,8000多字日文,抄了我一晚上。累死我了……
先扔这儿,改天翻译。
(C71)(同人音楽)[Whisper Records] Wheel of Green
Whisper Records的绝版CD之一,三个字形容:“买不着”。
秉承一贯的风格以音乐描述故事,以下为Wheel of Green的小说抄本。
其实倒不是最喜欢这张CD,但只有这张专辑的Booklet是全的,才能把剧情完整记述下来。
官方页面:
http://www11.plala.or.jp/whispers/wog/wog_index.html
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1218年 火蜥蜴の月 34日
久しぶりに、街外れにある崖の上に登ってきた。晴れた日には陽の光が降り注ぎ、心地良い風が吹くため昼寝にちょうど良いその崖からは、ユグルスの国が一望できる。
僕のお気に入りの場所だ。
深い森と、その中に大小の建物が並び、皆が生活しているのが見てとれる。中央の大きな建物は、城というほどではないがなかなか立派に造られていて、そこには国長や精霊司が居るはずだ。その後ろには、最古の樹と呼ばれる神樹がそびえている。本当に大きくて、その周りを歩くだけでもどれくらいかかるか分からないくらい。
遠く森の果てに目を向けると、木々の連なるさらに向こうには草原が見える。風がその上を滑り、草が陽の光を様々に照り返す様子は、いつ見ても気綺麗だ。
この地は緑で溢れている。
僕らが暮らすこの国は、緑と共に生きる国。
僕らが守るもの、僕らを守るもの。
それは、此処にある全てだ。
私に教えてるの?
揺らめく樹々たちが
見せる世界の形
その意味を
生命のかけらの輝きを
静かに佇むこの森を
いつも いつまでも見ていたい
この流れる時の彼方まで
果てないこの大空を眺めて
この手をかざせば 触れられるその指
私に尋ねてるの?
うつろう人々の
生きる強さと儚さ
その訳を
生命のかけらの輝きを
歩みを続けるその姿を
いつも いつまでも見ていたい
その眼差しの向こう側を
2。街、人、来たりて
1218年 影猫の月 10日
市場通りはいつも活気があるけれど、今日は三月に一度の大市の日ということで、特に活気づいていた。僕も家の手伝いをしながら様々な店を見て回った。普段の市とも違って異国の行商人も大勢やって来ていたし、街はちよっとしたお祭りのような雰囲気だ。
昼前くらいに、神殿に近い通りでリーアと出会った。正直驚いた。忙しくて、こういう場にはなかなか出て来れないものだと思っていた。
精霊司としての仕事は慣れない事ばかりで大変なようだったけれど、「異国との交流を見るのも私の役目」なんて言葉をさらっと言うところを見ると、最近は板についてきたみたいだ。もっとも、昔からの彼女を良く知っている僕から見れば、ちよっと無理に背伸びしているようにも見えるのだけれど。なんて、そんなことを言ったら怒られそうだ。
それから少しの間、リーアと一緒に市場を巡ってみた。珍しい果物を食べたり、売り物について質問をしたり、異国の人たちと雑談をしたり。
途中、リーアが小物屋の前で立ち止まった。どうやら、その店のぺンダントが気に入ったみたいだ。こういう機会も余りないので記念にプレゼントしてあげたら、それでは不公平だからと、今度は彼女がペンを僕にプレゼントしてくれた。とても上等なべンで、シンプルながら見た目にも綺麗なものだ。僕が良く物書きをしているのを知っているからだろう。今、この日記もそのべンで書いている。流石に良い物だというだけのことはあって、とても書きやすい。
とにかくあっという間に時間が経って、彼女は神殿の方へ婦っていった。
ひとりで見ていても飽きない所だけれど、やっばり誰かと一緒に回る方が楽しいかな。
3。古の森
1218年 水蛇の月 40日
『ーー最古の樹のそびえるその場は、
空気は澄み渡り、
穢れなく、
精霊の力が満ちる聖域である。
汝、みだりに立ち入るべからず。
邪なる心持ちし者は、森の怒りにより滅ぼされるだろう。
森は意志を持ち、我らを見ている。
汝、驕るべからず。
森に対し、謙虚であれ』
ここ最近は図書館へ行くことが多い。調べたいことが次々と出てくる。
今日も司書さんに頼んで、古い文献を探すのを手伝ってもらった。調べていくうちにどんどん欲しい資料が古いものになっていくので、なかなか目的の物が見つからなくて困る。
上の文は、昔からの口伝にあるような、戒め事やしきたりなどをまとめた文献に載っていた。そう、言葉は多少違うけれど、小さい頃から両親や周りの大人たちに言われてきたことだ。こうして本に載っているところを見ていると、改めて、古くからご先祖様たちが伝えてきたことなのだと気付かされる。
森の深部にまで人が入ることは滅多に無い。それは戒めであり、畏れでもある。
国の奥にそびえる最古の樹とその周りの深い森。鬱蒼としたその中には、もちろん道など存在しないだろう。人の手が加えられることがあってはならない。そこは、僕たち人間の領域ではないのだから。
人間は驕ってはならない。森に、自然に対して謙虚であるべきだ。
森を敬い、自然と共に生きることを深く考える。僕たちが守るべきことを忘れなければ、自然も僕たちに恩恵を授けてくれる。
昔から、そうして皆生きてきたんだ。
4。夕暮れに笑顔
1219年 一角獣の月 16日
仕事からの帰り道。陽が沈みかけ、そこらの樹や建物が長い影を落としているその道で、リーアの後ろ姿を見つけた。
どうやら今日は精霊司の仕事というわけではなく、子供達と遊んでいたようだ。たまにはそういうことでもしないと、年配の方々ばかりが相手で同年代の人と関わることがないのだろう。立場が立場なので仕方がないのだろうけど、やっばりちよっと可哀相かな、なんて思ってしまう。
全てがオレンジ色に染まる世界で、リーアと子供達は皆で手を繋ぎながら家路についていた。リーアは、昔からの面倒見の良さは全く変わっていないようで。子供達全員の事をちゃんと気遣って歩いていた。僕にはあれだけの子供達全員をまとめるのは無理だな……。
笑いが絶えない子供達。それにつられるようにしてリーアが微笑んでいると、やがて僕の姿に気付いたようだ。久しぶりに色々と話したいところではあったのだけれど、さすがに子供達がそれを許さない。
精霊司殿は皆の人気者なのだなあ、なんて思いつつ、ちよっと残念な気分になる。仕方のないことだけれど。
結局、二言三言交わしてから暫く一緒に歩いて、交差点で別れた。振り返ってみると、みんなもこちらを振り返って、手を振ってくれた。
自分は子供に懐かれる方ではないと思っているけど、こういうのも悪くないな、なんて。ちよっと恥ずかしいながらも嬉しく思った。
明日からまた頑張ろう。
5。森守の儀
1219年 天狼の月 01日
今日、僕は「森守の徒」となった。
17歳の誕生日を迎えた男は皆、国と森を守るために仕える。今日はその儀式の日だった。僕を含め、仲間たち全員が神殿でその洗礼を受けた。
洗礼を執り行うのはリーアだった。精霊司が祝福を分け与える儀式なので当たり前なのだけれど。
一足先に精霊司という役職に就いた彼女だったけれど、これでようやく僕も一人前として肩を並べることができる。そして、「森守の徒」である他の大人達と同様に、僕らも国と森を守る為の信徒として生きるんだ。最近、他の国では戦火が拡大していると聞く。ユグルスがそこに介人することはないだろうけど、いつ向こうから攻め込んでくるかはわからない。いざというときに備えておくのが、僕たちの役目だ。
洗礼が終わった後は、新たな「森守の徒」を祝福する祭りが行われた。国中の皆で集まり、歌い、踊り、様々な催し物を楽しむ。毎年この祭りは見てきたけれど、いざ祝福される側となると、-人前として見られることへの緊張感と誇りで、本当に特別な日だと感じた。
最後に、今年の新たな「森守の徒」と同い年の女子が全員で踊りを踊った。当然リーアも同い年なわけで、今年は踊りに参加となった。
2年前まで僕らと同じように成長してきた彼女は、この時ばかりは普通の女の子たちと同じ表情に戻って、祭りを楽しんでいた。
6。灰色の帳
空を、不穏な影が覆い始めていた。
それは、予兆。
そして、すべては既に逃げれえぬ流れの中にあった。
後に訪れる、昏き夜に向けて、
ゆっくりと、悲しみの帳が降りようとしていた。
ス・ェルト 第11章「灰色の帳」
7。舞う紅華
ひたすらに。走った。
気が付いたときには、既に敵の侵攻がかなり進んでいた。
家を飛び出した瞬間、目に入ってきたのは、赤い炎だった。
悲鳴と怒号。剣と剣がぶつかり合う音。建物が、人が、樹が、崩れ去る音。
辺りは、それこそを地獄と呼ぶペき惨状となっていた。
僕は混乱していた。
ー体、何がどうなっているのか。とにかく必死になって仲間ど合流し、神殿へと急いだ。
森を走り抜けた。
樹々の間から敵兵が現れ、夢中で剣を振るった跡に紅が舞った。
炎の中を駆け抜けた。
剣戟と仲間の悲鳴が聞こえ、昏い闇夜に消えていった。
全てが傷つき、全てが紅に飲み込まれぶ消えゆく世界で、
僕は、段々とひとつのことしか考えられなくなっていった。
早く、疾く、精霊司のもとへ。
彼女を守る、ただそれだけのために。
僕は、ひたすらに、走った。
8。赤く昏き夜の果て
1219年 角鹿の月 24日未明
リトアムルとガルディアは連合を組み、突如として諸国を襲撃した。
戦火は徐々に広がり、ユグルスへも侵攻が始まった。
「森守の徒」は総出でこれに対抗するも、
既に侵攻は深く、皆散り散りとなっていった。
やがて森に火が放たれた。
精霊司は、森の奥を抜けて逃げるよう民に伝え、自らは森に残った。
朝陽が登ると同時に、それは起きた。
森の精霊力が最古の樹に集まり、
次の瞬間、緑の風が森中を駆け抜けた。
客なすものを排除する強い力が、敵国の兵たちを彼方へ吹き飛ばす。
それは、精霊司が、そして森が持っ意志の力だった。
神秘の力が森を包み守るうとする。
しかし、既に森に放たれた火の勢いは激しく、
次第に森からはその生命が失われていき、
精霊の力も消え去ってしまった。
その後、数日の内に戦火は大陸の全てを呑み込み、そしていつしか消えた。
後に残ったのは、傷っいた人々と焼かれた大地のみであった。
ス・ェルト 第12章「赤く昏き夜の果て」
ーー目が覚めたとき、僕は自分が何処にいるのか分からなかった。気を失らてからどれくらいの時間が過ぎたのだろうか。森の中、いや、かつて森だった場所に居ることは確かなのだが、既に僕が知っている風景ではないため、自分は今どの辺りにいるのか見当がつかなかった。
幸いにして大きな怪我は無く、歩くには問題なかった。
周りには人の気配が無い。……かつて生きていたものになら、何度と無く遭遇したが。
ひとまず僕は、最古の樹の方へ向かうことにした。ひときわ大きかったあの樹は、遠くからでも見つけることができたからだ。
いや、もしかしたらあの樹だけは大丈夫だと思ったからかもしれない。僕たちの国の中心だった存在。その生命力ならばあるいは、と。
そこへたどり着いたとき、僕は一瞬安堵した。彼女が、リーアが居たからだ。
しかし、それも束の間だった。彼女は倒れた木の幹にもたれかかったままぐったりとしていた。すぐに僕は駆け寄った。
「リーア!」
横たわるリーアを抱き起こし、軽く揺さぶる。
「リーア!しっかりするんだ!」
「……あ、……フリオ?」
「良かった、大丈夫かい?」
「私は……、あぁ、そうか……」
状況が把握できたのか、彼女は緊張を解くように深く息を吐き出した。
「他の人たちは、無事に逃げられたのかな」
「避難していた人たちには、森の奥を抜けてその先へ逃げるように言いました。森守の徒のごく一部のみが知っている抜け道です。道を知らない人間では、まず間違いなく迷うでしょう」
「そうか。じゃあ、僕らもそこへ向かおう。ここでは君の手当てもできない」
しかしリーアは目を閉じ、自分に言い聞かせるように言った。
「フリオ、私は、もう助かりません」
「何を……」
言っているのだ、と。しかしその言葉は続けられなかった。周りの樹々は焼き尽くされ、白い灰が舞うばかり。そして最古の樹もそこにそびえてはいるが、やはり死にゆくほか無いのだということが見てとれたからだ。
「森の樹々には、もう生命の力はほとんど残っていません。そしてこの最古の樹も、もう自力で再生する力は残ってはいないのです。私も、この樹の命が漬えるときは消えねばなりません。私は、いえ、精霊司はーー」
僕はその答えを知っていた。
「この最古の樹の分身、なんだろ?」
リーアが驚いたように目を見開く。
「知っていたのですか?」
「良く調べものとかで図書館に出入りしていたんだ。そこで古い文敵を読んだりもしたからね。直接そう書いてあったわけじゃないけれど、それらしい内容が載っていたから」
「そうでしたか……」
そう言って目を暝る。ふと、穏やかな表情になったが、その目から涙がこぼれた。
「守るためとはいえ、人々に精霊の力を使うのは、辛い事でした。人を傷つける為だけの力は、誰も幸せにはしないのですから」
「でもそれは!自分を傷つけるものから守るためには仕方ないじゃないか!」
「そうかもしませんが……」
リーアが軽くかぶりを振った。そして、弱々しく微笑む。
「いえ、でもこれで良かったのだと思います。避難した人々、そして貴方も無事だったのですから」
「リーア……。しかし、森はもう……」
「はい。残念ながら今の森には、もう自らを癒す力がありません」
目を伏せ、しかし、次に彼女は穏やかな表情を浮かべた。
「でも、新しく生まれ変わることはできるのですよ」
「えっ?」
「私の今残っている生命力を全て使い、新しい若木へと転じさせれば、その木はきっとここに根付くでしよう。その木が無事に成長すれば、いつの日か元の森の姿を取り戻すことができると、私は信じています」
「で、でもリーア。そうすれば君はーー」
「そうですね、私はここから消えるでしよう」
僕は唇を噛んだ。何も、僕には何もできないのか。
そんな僕の心中を察したのか、彼女は優しく言った。
「フリオ、私はもう助からないのです。それは避けられません。でも、この命からまた次へ、そして未来へ続く命を生み出せるなら、私は迷わずこの力を使います」
そこには強い意志があった。僕などにはどうこうすることのできない意志が。
涙が出そうになった。でも泣きたくなかった。男としての意地でもあったし、彼女を安心させたかったからだ。だから、無理矢理にでも微笑みかけた。
「分かったよ、リーア」
上手く笑えたかどうかは、分からない。
リーアの頼みで、最古の樹のすぐ側に彼女を運んだ。彼女は、もう既に自力では歩けなかったからだ。
告げられた場所へと座らせ、僕は数歩退き、彼女を守るように立った。森と精霊司を守るのが「森守の徒」なれば。
「フリオ」
「はい、なんでしよう、精霊司殿?」
彼女の表情は見えない。
「もう一度、この場所から国を建て直しなさい。そして、これから生まれてくる樹々を守リ、この森を復活させるのです」
凛とした声が響き渡った。
胸に手をあて、敬礼の姿勢をとる。彼女の言葉のその意味を、彼女の意思を心に刻む。
「承知、致しました」
沈黙がその場を支配した。リーアは精神を集中させているのか、手を組んだまま微動だにせずにいる。
数秒だったのか、数十秒だったのか、あるいは数分だったかもしれない。その沈黙の間、僕はずっとリーアの背中を見守っていた。
「フリオ」
「はい」
リーアがこちらを振り向いた。その顔には、優しい笑みがあった。
「ありがとう」
「……っ」
言葉に詰まった。何を言えば良いのか、いや、何かを言うことなんか出来なかった。言葉を発したら、そこで何かが壊れてしまいそうだったから。
彼女が再び前を向く。先ほどまでの緊張は、今はさほど感じなくなっていた。
「私は消えてしまうけれど、ずっとここから見守っているから」
僕は顔を伏せた。鳴咽が漏れそうになるのを必死になって堪えた。
「それを、忘れないで」
どう答えたら良いのか分からなかったけれど、彼女の想いに応えるために、僕は顔を上げて言った。
「……うん、分かったよ。リーア」
9。夢の終わりと始まり
ーーそして精霊司は、最古の樹の元に跪き、祈りを捧げた。
残された最期の力を使い、自らを転生させるために。
神秘の光がその体から満ち溢れ、
同時に、最古の樹も光を放ちはじめた。
それは徐々に強きを増し、やがて弾けて消滅した。
そこには精霊司の姿も、最古の樹の跡形も無く、
ただ、一本の若い苗木が、その場で息づいていた。
ス・ェルト 第15章「夢の終わりと始まり」
10。言葉、刻んで
1219年 角鹿の月 45日
僕は、何も守ることができなかった、
国を、森を守ることができず、リーアも守ることができなかった。
そんなに何かができる人間じゃないことは分かっていたけれど、やはり不甲斐なさを感じずにはいられない。
いつでも、リーアを見ている事しかできなかった。昔から変わらない。
それでも、自分があの場に居たことには何かしら意味があると思いたい。
それはリーアの言葉を、想いを皆に伝えること。
彼女の願い。いつの日かまたこの地に森を復活させること。そのために、国の皆や後世の人々へ語り継ぐ。
それが、彼女の最期に居合わせた僕の使命だと思う。
歴史を記そうーー。
この森が焼かれる前に、どんな国があったのか。どんな暮らしがあったのか。精霊司がどんな存在だったか。そして彼女の想いを、願ったことを綴るんだ。
森は、残念だけどすぐには復活しないだろう。何十年も、何百年もかかることは確かだ。僕らの世代では、以前の森の姿を見ることは出来ないだろう。でも、だからこそ僕らの次の世代、さらにその次の世代の人たちへ、記録を残さなければ。
リーア、君の想いは僕が紡ぐ。だから、今はゆっくり休んで。そしていつの日か。君がまた皆と一緒に日々を過ごせる世界が来ることを、心から願っている。
そのために、僕は僕が出来ることをするよ。
11。未来への種子
ーーその後、ユグルスは復興への道を歩み始めた。
転生の若木を守るように国が再興され、
徐々に戦前の生活が取り戻されつつあった。
かつて森があった場は、暫くは灰に覆われたまま月日が流れたが、
いつしか草花が芽吹き始め、徐々に樹々が息づき始めた。
これから永い時をかけて、再びこの地を緑が覆い尽くすだろう。
そしてその時こそ、精霊司が再び我らと共に歩み出す始まりのとき。
それまで我らは、この地を守り、未来への種子を育て続ける。
ス・ェルト 第18章「末来への種子」
12。Wheel of Green
暗き果てで 憂いたたえ
世界見守り ひとり眠る
見る夢は 遠い人の記憶
喜びも 悲しみも すべて抱き
古の森は 深き砦となり
滅びてもなお 生命を守る
君が残したその言葉 書き留めて
末末へ続く物語 遠い道を
約束のこの地で 笑顔たたえ
生きるために ひとり祈る
新たなる芽は 光を導く使徒
長き夜の果てに 希望を照らす
君が残したその証 時を渡り
末来を紡ぐ物語 遥かな旅を続けて
僕らの残す足跡が 道を記す
末来へ続く物語 君のもとへ
僕らが築くその歴史 僕らの証
末来で紡ぐ物語 君とともに
僕らの命 この旅路 君のもとへ
a long time have passed …
1303年 白鷲の月 36日
『嗚呼、
長かった道程も、もうすぐ終わる。
精霊司ーーリーアよ。
この地に君が、再び降り立ってる日はいつだろうか。
いつか、その日は来るのだろうか。
切に願う。
リーア、私は……』
『大丈夫。
いつの日か、きっと……。』
译文部分,歌词真的太难了,没能力译:
(备注:男主名:胡里奥 女主名:莉雅 国家名:犹古鲁斯)
1。绿色的风所描绘的歌
1218年 火蜥蜴之月 34日
已经很久、没有登上郊外的这座悬崖了。从这座洒满阳光、拂着舒适的微风,令人不禁想睡个午觉的悬崖上,可以看遍犹古鲁斯全国的风景。
这里,是我中意的场所。
深深的森林,与在那之中林立的大小不一的建筑物,从这儿可以看到各种各样的人的生活。中央那个不及城堡那么大却也非常气派的建筑物,便是国长或精灵司居住的地方。在那后方,耸立着一棵被称为“最古之树”的神树。真的是好大好大的树,大到绕着它走一圈要多久都弄不十分清楚。
向远处森林的尽头望去的话,在连绵不绝的树木的另一面可以看见草原。风儿在空中自由自在地滑翔,草儿五颜六色地反射着太阳的光,那景色每看一遍都觉得好美好美。
这片土地上洋溢着绿色。
我们所生活的这个国家,是和绿色共存的国度。
我们所守护的东西,守护我们的东西。
那就是,此处所存在的全部。
私に教えてるの?
揺らめく樹々たちが
見せる世界の形
その意味を
生命のかけらの輝きを
静かに佇むこの森を
いつも いつまでも見ていたい
この流れる時の彼方まで
果てないこの大空を眺めて
この手をかざせば 触れられるその指
私に尋ねてるの?
うつろう人々の
生きる強さと儚さ
その訳を
生命のかけらの輝きを
歩みを続けるその姿を
いつも いつまでも見ていたい
その眼差しの向こう側を
2。城镇、人们、来吧
1218年 影猫之月 10日
虽说市场大道一直是活力满满的,今天却因正是三个月来最大的闹市之日的原因,更加的热闹非常。我也一边帮家里的活儿一边逛着各式各样的店家。看来和平常的集市不一样,这次来了很多异国的旅行商人,让整个城镇有种祭典的气氛。
上午的时候,在靠近神殿的大道上遇到了莉雅。说真的我吃了一惊。总觉得她那么忙碌,闹市这种地方应该怎么也不会来才对。
明明作为精灵司的工作大多尽是些不习惯的麻烦事,却还若无其事地说着「监察和异国的交流也是我的工作」之类的话,看起来最近也很会装认真了嘛。我从很早以前就一直注视着她了,从我的视点看来,这种回答明显有点儿勉强地在逞能的感觉……呵呵、就这样说出来的话她会生气吧。
那之后一段很短的时间,和莉雅一起在市场里游玩。一边吃着平时不怎么见到的水果,一边询问着商品的情况,还一边和异国的人们杂谈些天南地北的东西。
途中,莉雅在一间小屋前停住了脚步。看起来好像是对那家店的坠饰十分的喜爱的样子。趁着这个不可多得的机会,我便买了下来。可如果单单由我买纪念礼物给她的话,大概她会觉得不公平吧,于是她也选了一只钢笔送给我作为礼物。十分高级的钢笔,朴素的感觉,而且看上去非常的漂亮。大概是因为知道我经常写些东西吧。现在,就在用这支笔书写着日记哦。真不愧是件精品,写起来感觉非常流畅。
总之没过多少时间,她便回去神殿那边了。
虽说闹市是一个人随便看看也不会腻的地方,果然还是和谁一起逛的感觉开心多了啊。
3。古之森
1218年 水蛇之月 40日
『ーー最古之树耸立之地,
风清土净,
一尘不染,
乃精灵之力满溢之圣域。
汝、不可妄自擅入。
歪心邪念之人,森之怒火将灭起身。
森林自有其意志,我等皆为所视。
汝、不可傲慢无礼。
面对森林,须秉持謙虚之心』
最近几天去图书馆的次数有点多。想要调查的东西一个一个跳了出来。
今天也是受司书大人所托,帮忙找寻一些陈旧的文献。不知不觉搜寻中想要的资料就变得越来越古老,想要找的东西越来越难找,很是烦闷。
上面的那些文字,好像是从很久以前就以口相传一样,记载在收集着戒律或者规定之类的文献里。嗯,虽然说说法有些不统一,但确实是小时候父母或者周围的大人们嘴里常说的东西。呵,就这样看着记载这些文字的地方,感觉好像从古老的先祖大人那里直接听过来一样。
人进入森林深处的情况罕见到没有。那既是戒律,又是一种可畏吧。
国家的最内侧耸立着最古之树与其周围的深林。郁郁葱葱的树丛中,当然是没有什么道路可言的。假借人手之物不允许于彼处存在。因为,那里并不是我们人类的领域。
人类不可以傲慢。面对森林,要自然地秉持谦虚之心嘛。
敬畏着森林,认真的考虑与自然相互依存的事。这样如果我们不忘记应该守护的东西,大自然也会给予我们恩惠吧。
从很久以前开始,大家就是这样活下来的。
4。夕阳下的微笑
1219年 独角兽之月 16日
工作结束后的回家路上。夕阳西沉,在那条落有着附近树木以及建筑物的长长的影子的小道上,莉雅的背影也被我发现了。
看来今天不是因为精灵司的工作,而是在和小孩子们玩耍的样子。偶尔有些这样的经验也不坏啊,不然尽是和些年长的老爷爷老奶奶呆在一起的话,根本没有共同话题吧。不过所谓“在其位,谋其政”,这也是没什么办法的事。果然还是有点儿可怜啊,不由得这样想。
一切都被染成橙色的世界里,莉雅与小孩子们大家一起手牵着手走在回家的路上。莉雅从以前开始就很会照看小孩子啊,真是一点儿也没变。小孩子们全都慢悠悠地走着,很温馨的感觉。换作是我的话,要一起照看那么多的小孩子,一定是一点儿办法也没有的吧……
孩子们不停地欢笑着。好像受了他们影响一样莉雅也微笑着。终于好像莉雅注意到了我的样子。好久不见正有很多很多话想跟她说,可是周围的孩子们却怎么都不肯让一个机会给我。
精灵司大人真是人气火爆的万人迷啊,不自觉地这么想着,便又觉得有点儿沮丧。不过这也是没有办法的事。
结果,只能暂时一起走着,随便说了两三句话,在岔路口便分别了。回过身看过去,大家居然也正回身看向我这边,挥着手跟我告别。
一直觉得自己不是小孩子喜欢的那种人,不过偶尔这样子也不错,不由得这样想。觉得有一点害羞的感觉,但也蛮开心的。
明天开始也要加油啊。
5。森守的仪式
1219年 天狼之月 01日
今天,我当上了「森守之徒」。
迎来17岁生日的男子们,都会为了守卫国家与森林而担当一定的职务。今天就是那个仪式的日子。包括我在内,伙伴们全员都在神殿里接受洗礼。
执行洗礼的人是莉雅。这本就是由精灵司为人们分与祝福的仪式,所以由莉雅来执行是当然的事。
虽然说当上了精灵司的她早了我一步独挡一面,但现在终于我也可以与她肩并肩站在一起了。就这样,和其他担任「森守之徒」的大人们一样,我们也可以作为守卫国家与森林的信徒而活了。最近,据说其他国家的战火正在扩大。中立的犹古鲁斯一定不会主动介入那些战争,不过什么时候会有从那边侵攻过来的事就不清楚了。为了那个万一的时刻做好准备,这就是我们的职责。
洗礼结束后,为新担任的「森守之徒」们所祝福的祭典开始了。全国的民众集合起来,唱歌、跳舞、在各种各样的集会活动中享受欢乐。虽然说每年都会来看这个祭典的盛况,不过突然变成了受祝福的一方,充满了被作为大人而看待的紧张感与自豪感,不得不觉得这真的是一个特别的日子啊。
最后,是由今年的那些和新上任的「森守之徒」们同样年岁的女孩子们一起来跳舞。当然因为莉雅也是同年,今年也参加了舞蹈。
到2年前为止还跟我们一块儿成长的她,只有这个时刻才回到了和普通的女孩子们一样的表情,和同龄人们一样享受着祭典的快乐。
6。灰色的帘幕
空中、开始弥漫着摇曳的影子。
那就是、予兆。
然后、一切都卷入了不可逃离的洪流之中。
即将来临、迎向昏黑的夜晚、
不知不觉地、悲伤的帘幕渐渐降临。
《圣・艾尔特典》 第11章「灰色的帘幕」
7。飞舞的红华
全力以赴地、奔跑着。
意识到的时候,敌人的侵攻已经推进到了不得了的地方。。
从家里飞奔而出的瞬间,映入眼帘的是,红色的火焰。
悲鸣与怒号。剣与剣的交接撞击之声。建筑物、人、树,崩坏瘫倒的声音。
周围,已经完全变成了只能以地狱来形容的惨状。
我混乱了。
到底、发生了什么?不管怎么样只能拼命地尽快和同伴合流,一刻不停地冲向神殿。
跑过森林。
从树与树之间出现了敌兵,不顾一切地挥动着剑,只觉得红色在乱舞。
穿过火墙。
听见剑戟与同伴的悲鸣,却只能任其消逝在昏暗的黑夜里。
在一切都被侵蚀、一切都卷入红炎瞬间消逝的世界里,
我、渐渐地无法不惦记那唯一的一件事。
快一点,再快一点,去精灵司的身边。
去守护那个她,仅仅为了这一个目的。
我、全力以赴地、奔跑着。
8。赤红昏夜的尽头
1219年 角鹿之月 24日黎明前
利特阿穆尔与加鲁迪亚组成的联军,突然向诸国发动了袭击。
战火徐徐扩大,犹古鲁斯也遭到了侵略。
「森守之徒」全体出动与之对抗,
却已被侵入了据地深处,突来的敌军把人们冲击得七零八落。
随后,森林也燃起了熊熊烈火。
精灵司、告诉民众从森林深处逃走,自己却留在了森林里。
与太阳升起来几乎同一时刻,异变发生了。
森林的精灵之力集中在了最古之树处,
下一个瞬间,绿色的风在森林中驰骋。
好似排除入侵者般的巨大的力量,把敌国的士兵们一个个吹飞了回去。
那是来自精灵司、也是来自森林自身意志的力量。
神秘的力量像盾一样把森林整个保护了起来。
然而,已在森林里燃起的火焰势头依然凶猛,
森林逐渐地失去了生命,
精灵之力也慢慢消失了。
再之后,几天之内战火就席卷了整块大陆,却在不知不觉间消失了。
最后所剩下来的,只有伤痕累累的人们与化为焦土的大地。
《圣・艾尔特典》 第12章「赤红昏夜的尽头」
ーー醒过来的时候,连自己身在何处都搞不清楚。从失去意识起到底过了多少时间呢?森林之中、不、原本应该还是森林的地方,却已不再是我所熟悉的风景,因此我不得不放弃了推测现在身在何处的想法。
很幸运的是没有受什么很重的伤,只是走路的话并没什么大碍。
周围没有活人的气息。……但如果说是曾经活着的东西的话,倒是一次又一次地碰到了。
暂且,我先往最古之树的方向去了。因为那棵拥有惊人大小的巨树,从很远的地方也能轻易找到。
不,或许只是觉得只有那棵树没有什么事也说不定。曾是我们国家的中心的存在。只要有那个生命力的话,或许……
到达那里的时候,我一瞬间安心了。她,莉雅,就在那里。
但是,那也只不过是片刻之间的事。她一直躺倒在倒落的树干上,一副精疲力竭的样子。我马上就跑到了她身前。
「莉雅!」
抱起横躺着的莉雅,轻轻地晃动她的身子。
「莉雅!振作一点儿!」
「……啊、……胡里奥?」
「太好了,没事吧?」
「我……、啊、原来如此……」
是把握到状况了吧,她像解除紧张感一样深深地吐了一口气。
「其他的人呢,都平安无事地逃走了么」
「避难中的人们的话,已经指引他们穿过森林深处向更远的地方逃走了。那是只有一小部分森守之徒才知道的密道。不知道那条密道的敌人们,恐怕毫无疑问会迷路吧」
「是么。那样的话,我们也快点儿去那边吧。待在这里的话,连给你治疗都办不到」
但是莉雅闭上了眼睛,像自言自语般说道:
「胡里奥,我已经没救了。」
「说什……」
么呢!本想这么说,话语却没有持续下去。周围的树木都燃烧殆尽,只剩下白色的烟灰在飞舞。而最古之树虽然依然耸立在那里,但果然还是怎么看都觉得除了已经死去之外没什么别的可能。
「森林里的树木,已经没有什么生命力了。即使是这棵最古之树,也没有留下什么再生的力量了。我也、不得不在这棵树的消亡的那一刻消失了。我是、不对、精灵司是ーー」
我知道她想说的答案。
「这棵最古之树的分身,对吧?」
莉雅很吃惊地睁开了眼。
「你知道的么?」
「我经常出入图书馆调查东西的嘛。应该是在那里顺便读过一些古老的文献吧。并不是直接地写在书上,只是类似的东西被记载下来了」
「是这样么……」
就这么说着莉雅闭上了眼睛。在已经变为平静表情的那张脸上,忽然从眼睑的缝隙里溢出了一颗泪滴。
「虽说说为了守护,但对人们使用精灵的力量,依然是一件痛苦的事。只能伤害他人的力量,任谁也不会幸福的」
「但是,那是!为了保护自己不受伤害没有办法不是么!」
「可能是那样没错但……」
莉雅轻轻地摇着头。然后,微微地笑了。
「不,我想这应该是最好的结果。因为那些避难的人们,还有你,都平安无事」
「莉雅……。但是,森林已经……」
「是的。很遗憾,现在的森林已经没有自我恢复的能力了」
眼神低垂,但是,接下来她的脸上就浮现了平静的表情。
「但是,脱胎换骨的重生是可能的哟」
「哎?」
「把我现在留下的生命力全部用上、转移到新生的幼苗上的话,那棵树一定可以扎根在这里的吧。我相信,那棵树平安无事地长大的话,总有一天会取回原来森林的样子」
「但、但是莉雅。那样的话你ーー」
「是啊,我会从这里消失吧」
我咬着嘴唇。什么也、我什么也做不到。
察觉到我心中所想的事了吧,她温柔地说道:
「胡里奥,我已经没救了。那是无论如何也不可避免的事。但是、从这次的生命里转向下一次轮回、然后让生命换一种形式向着未来继续持续下去,我会毫不犹豫使用这个力量」
话语里有着强烈的意志。那是我这样的人无论如何也做不到的意志。
泪水泉涌而出。但是并不想哭。一方面是作为男人的骨气,另一方面也是想让她安心。所以,强迫在自己的脸上抹上笑容。
「我明白了,莉雅」
是不是完美地做出笑容了呢,我不知道。
莉雅的委托、是把她搬到紧靠着最古之树的地方。她已经、连自己走路的力量都没有了。
把她跪放在告知的场所以后,我略略退了几步,像守护她一样侍立一旁。只有守卫森林与精灵司才称得上「森守之徒」。
「胡里奥」
「在、什么事、精灵司大人?」
看不见她的表情。
「再一次,在这个地方建立起国家吧。然后,守护这些从这里生出的树木,让森林复活于此」
庄严的声音突入了脑海。
把手放在胸前、做着敬礼的姿势。把她那些话的意思、把她的心意刻在我的心里。
「谨遵成命」
沉默支配了那一片空间。或许莉雅在集中精神吧,两手交叉,一动也不动。
过了几秒呢,还是几十秒呢,或许过了几分钟也说不定。在那沉默的空间里,我一直注视着莉雅的背影。
「胡里奥」
「我在」
莉雅转向了这边。她的脸上,自然地展现出温柔的微笑。
「谢谢」
「……呃」
话被堵住了。该说什么好呢,不,只是什么也说不出来罢了。好像如果把话说出来的话,就会有什么坏掉一样。
她再度转向了前方。之前为止感到的紧张感,现在并不那么强烈了。
「虽然我会消失、但我会永远在此处注视着」
我低下了头。拼命地忍耐着不漏出呜咽的样子。
「请不要忘了」
不知道怎么样回答才好,但为了回应她的感情,我抬起头看着她说:
「……嗯,我知道了。莉雅」
9。梦的终结与开始
ーー于是精灵司、跪在了最古之树的、独自祈祷。
用尽最后的生命力、让自己转生。
从其身上溢出神秘的光、
同时、最古之树也开始绽放光芒。
光芒慢慢一点点增强、随后像裂开一般消失了。
精灵司的身姿、与最古之树的痕迹都没有剩下、
只有、一棵小小的树苗、活在那个地方。
《圣・艾尔特典》 第15章「梦的终结与开始」
10。话语、镌刻
1219年 角鹿之月 45日
我,什么也没有守住、
保护不了国家、森林,连守护莉雅这件事也没有办到。
虽然早知道自己不是那种能做出什么大事的人,果然还是觉得自己太不中用了。
一直都是,除了远远地看着莉雅外什么也做不了。从很久以前开始就没什么改变。
即使如此,也想觉得自己当时站在那个地方有着什么意义。
那就是,把莉雅的话、心意传达给大家。
她的愿望。有一天让森林再度在这块土地上复活。为了那一天,要向祖国的国民们以及后世的人们把话语传递下去。
那就是、见证她最后一刻的我的使命,我如此作想。
记录历史ーー。
这座森林烧毁之前,有着什么样的国家。有着什么样的生活。精灵司是什么样的存在。还有她的心意、许下的愿望,这些都一一记录下去。
森林、很遗憾是没办法一下子就复活的。一定要花上几十年、甚至几百年。在我们的这一代、不可能再看到以前的森林的样子了吧。但是,正因为如此,才要给我们的下一代、甚至是再下代的人们,留下这些记录。
莉雅,你的心意由我来一点点编织。所以,现在就好好的休息吧。有一天,你和大家一起生活过的那个世界会再次来临,我从心底如此祈愿。
为了那一天,我会去做我所能做的全部。
11。给未来的种子
ーー那之后、犹古鲁斯踏上了复兴的道路。
借守护转生的幼苗之心国家再度复兴、
人们各自慢慢地取回了战前的生活。
原来生有森林的那块地方、暂时覆盖在尘埃下让岁月流逝、
却不知何时长出了花草的嫩芽、慢慢地树木也活了过来。
从现在起再经过很久的时间、这块土地想必会再度覆满绿色吧。
只有那个时刻、精灵司再次与我们携手共步的时刻。
到那个时刻为止、我们都会守护这片土地、让给未来的种子继续成长下去。
《圣・艾尔特典》 第18章「给末来的种子」
12。Wheel of Green
暗き果てで 憂いたたえ
世界見守り ひとり眠る
見る夢は 遠い人の記憶
喜びも 悲しみも すべて抱き
古の森は 深き砦となり
滅びてもなお 生命を守る
君が残したその言葉 書き留めて
末末へ続く物語 遠い道を
約束のこの地で 笑顔たたえ
生きるために ひとり祈る
新たなる芽は 光を導く使徒
長き夜の果てに 希望を照らす
君が残したその証 時を渡り
末来を紡ぐ物語 遥かな旅を続けて
僕らの残す足跡が 道を記す
末来へ続く物語 君のもとへ
僕らが築くその歴史 僕らの証
末来で紡ぐ物語 君とともに
僕らの命 この旅路 君のもとへ
a long time have passed …
1303年 白鷲之月 36日
『呜呼,
漫长的旅程,终于要结束了。
精灵司ーー莉雅啊。
在这块土地上,你再降临的那一天是什么时候呢?
到底什么时候,那一天才能来临呢?
由衷祈愿。
莉雅、我……』
『没关系的。
什么时候、一定……。』
亲爱的读者,感谢你能阅读无能的录者兼译者的首部翻译作品。如果你读完之后,能明白译者为何要费心费力翻译如此一部作品,那就是比什么都令我开心的事。
世界很大,总有自己能做的事,不要白费你或许曾经失败的人生……相信希望,即使已经没有梦想……